踊り |
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昭和50年代、祭りが長期の低迷から脱しようとしていた頃である。まだ当時は山車の土台に屋台を組み上げ、青年と子供会主体でお祭りをやっていた。 |
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踊りの練習は宮崎さんの駐車場をお借りして1週間ほど行う。 | |
祭りが低迷し青年団入団の勧誘も不発に終わり解散を考えていた頃、無邪気に楽しげに踊りの振りを真似てみせる幼子を見て目から鱗が落ちた。 この子どものためにも祭りを無くしちゃいけない。 ←音楽に合わせ体が自然に動き出す |
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踊りは楽しい物、子供も妊婦さんも 踊らずには居られないのだ。 |
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誰が決めたか男はお囃子女は踊りといった考えがあり、いくら踊れと言われても踊りはなんだか気恥ずかしい物と思っていた。青年が踊る踊りは炭坑節と決まっていて、祭りの最後に尻を叩かれながら渋々参加した物だ。 |